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RCOSメンバーよりごあいさつ:下山武司

2020.05.08

2020年4月よりNIIオープンサイエンス基盤研究センター(RCOS)に赴任致しました下山と申します。
RCOSでは、研究データの管理基盤(GakuNin RDM)に関する研究開発に従事して参ります。

私は、大学では数学(数式処理)を専攻し、社会人になってからは企業研究所において情報セキュリティ(暗号技術)に長年携わって参りました。
その過程で暗号解読分野の世界記録を3回ほど(DES暗号、RSA暗号、ペアリング暗号)樹立しております。

さて、「データは21世紀のオイル」とも言われている通り、とりわけアカデミックデータが持つ潜在的価値は計り知れず、社会の将来を大きく変える力があります。
ただしそれは、データが適切に管理されてこそ実現できるのであり、その価値を十分に活かすために、RCOSに於けるこの研究開発によって、研究データの毀損や流出を抑え、さらには研究者の名誉を守ることにも繋がる礎として、大きな社会的意義があるものに結びついていくと考えています。

今回縁あってその管理基盤づくりに携わることができ、とてもワクワクしています。
我が国ならびに世界の明るい未来を導くための研究データ管理基盤づくりに、私がこれまで培ってきたさまざまな知見を活かして行ければと思っております。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

(下山 武司)