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コード付帯機能

次世代NII RDCの高度化機能のひとつである「コード付帯機能」は、プログラムと実行環境にまつわる研究者の悩みを解決し、データとコードがスムーズに循環する世界を目指します。
コード付帯機能は ①実行環境構築機能、②計算機持ち込み機能、③計算再現パッケージ機能から構成されます。

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実行環境構築機能

実行環境構築機能は、プログラム実行に必要なミドルウェアやパッケージをGakuNin RDMの画面上で指定すると、それらがインストールされた実行環境(コンテナ)がNIIのクラウド上に自動的に構築される機能です。JupyterLabとRStudioを標準の実行環境としてサポートしています。

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計算機持ち込み機能

計算機持ち込み機能は、実行環境構築機能の構築先としてNII以外の計算機を選択できる機能です。これにより、研究機関が所有する共用計算機などをGakuNin RDMからシームレスに利用できます。ワークフローエンジンやバッチスケジューラを介してスーパーコンピュータなどを利用できる機能も開発中です。


計算再現パッケージ機能

計算再現パッケージ機能は、GakuNin RDMで管理されているデータ・プログラム・実行環境定義をまとめて「計算再現パッケージ」としてリポジトリに公開する機能です。これを入手すれば、誰でもそのプログラムが動く実行環境を再構築し、研究成果を再現できます。この機能は現在開発中です。

コード付帯機能はGakuNin RDMの拡張機能として機関単位で提供されます(機関ごとに利用申請が必要です)。申請方法や利用方法など、詳細はGakuNin RDMサポートポータルlinkをご覧ください。