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Open Science Fair 2019 参加報告

2019.10.18

2019年9月16日から18日まで、ポートワインで有名なポルト(ポルトガル)で開催されたOpen Science Fair 2019に参加してきました。
Open Science Fair はヨーロッパにおいてOpen Science全般の話題について話し合う会議で、今回で2回目の開催になります。第1回は2年前にアテネ(ギリシャ)で行われており、私はどちらにも参加しています。
会議の雰囲気はYouTubeのビデオをご参照ください。成り行きで私もチョイ役で登場します。

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ワークショップの様子

参加した中では、Open Science Graphs Intereoperability Workshopが最も興味深いセッションでした。
検索基盤では日本の学術ナレッジグラフを核とするとうたっているのですが、実は海外のディスカバリー関係プロジェクトでも同様の試みが行われており、その現状を共有して要件や相互運用性について話し合いましょうという集まりでした。
RDAではOpen Sciene Graphs for FAIR Data IGというInterest Groupが今年できたそうで、きちんと動向を追って協調していく必要があります。

また、会期中に海外のディスカバリーサービスの間でのミーティングも行いました。国際連携については今後も様々な形で継続的に行っていく予定です。

(加藤 文彦)