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RCOSメンバーよりごあいさつ:南山泰之

2019.10.02

みなさまこんにちは。2019年9月よりオープンサイエンス基盤研究センター(RCOS)で働いております南山と申します。
私はもともと同じ情報・システム研究機構下にある国立極地研究所で図書館員をやっておりまして、オープンサイエンス推進に関わる活動を中心に行っていました(もし以前の活動にご興味あれば、どうぞこちらもご覧ください)。
その後、某シンクタンクのデータライブラリアン職に就き、より実務的な研究支援や研究環境の基盤作りに携わってきましたが、縁あって馴染みの深いNIIにまたお世話になっています。

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廊下側から見たRCOS部屋の室内窓

さて、RCOSでの役割は図書館戦略担当(※)ということで、大学や研究機関が全学的な研究データ管理体制を構築していく中、持続可能な運用をどう作り上げるか、その中で図書館はどう関わっていくのかを追求していきたいと思っています。
データ管理を中心に従来の職務分掌が再構築されていく中、図書館員が培ってきたスキルはデータにどのような付加価値をつけられるのでしょうか。また、既存の学術資料管理とデータ管理は図書館実務の中でどう接続され、どう研究に役立っていくのでしょうか。
課題も興味も尽きないところ、やりがいのある仕事でこれからとても楽しみです。みなさまのお役に立てる成果に結びつくよう全力を尽くす所存ですので、なにとぞご助力のほどよろしくお願いいたします。

※ 余談ですが、英語での肩書きは前職を踏襲(?)して "Chief Data Librarian" になりました。日本ではまだまだ見慣れない職名ではありますが、新しい研究支援職の一つの形としてコミュニティ作りなどの普及活動に努めたいと思っています。
図書館(室)に限らず、資料館や文書館、博物館などのデータ支援職の方々(もちろん左記以外の方々も)、是非お気軽にお声がけください。

(南山 泰之)