清華大学、卒業要件に水泳を課す

清華大学が、今年9月以降に卒業する者は、50m（泳法は問わない）泳げることを証明しなければいけないというルールを設けました。水泳はサバイバル術の1つであるとともに、健康増進につながると邱勇学長は述べています。
清華大学はこの卒業要件を1919年に初め設けましたが、入学者増および設備不足により一時期、これを取りやめていました。

[Inside Higher Ed] (2017.3.29)
Top Chinese University to Require Swim Test

良いことですねえ。（笑～）
東大でも、「東大生は頭は既に良いのだから、進学振分の要件に運動を課した方がいい」とある教授が言っていたのが思い出されます。
進学振分とは東大特有の制度で、1〜2年の教養学部から3年の専門学部に進学する際に、それまでに取得した成績の平均点で、希望の学科に進学できるかが決まるというものです。

ちなみにアメリカの大学でも卒業要件に水泳があったらしく、2012年にシカゴ大学がこれを卒業要件から外したときにニュースとなっています。今でも一握りの大学の卒業要件に水泳があり、コーネル大学はそのうちの1つだそうです。

[Inside HigherEd] (2012.9.28)
Physical Elimination

船守美穂