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第20回図書館総合展のNII出展

2018.11.08

国立情報学研究所(NII)は、10月30日から11月1日までパシフィコ横浜で開催された第20回図書館総合展に今年も出展を行いました。

NIIのブース展示は、次期JAIRO Cloud(WEKO3)や新IRDB、JAIRO CloudとERDB-JPの連携など、日本国内の大学図書館を取り巻くサービスを紹介するもので、今年は特にわれわれRCOSの手掛けるオープンサイエンス研究データ基盤が大きく取り上げられました。

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コス次郎をアピールするビット君

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オープンサイエンス研究データ基盤についての展示

特に2日目にあたる10月31にはNIIの主催するフォーラムが設けられ、午後のフォーラムではRCOSからも、次期JAIRO CloudとしてWEKO3の紹介や開発状況の報告と、RDMオンライン講座のプロジェクト紹介と議論を行いました。

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次期JAIRO CloudおよびWEKO3の説明をする林正治特任助教

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オンライン講座のプロジェクトについて説明する尾城特任研究員

また、NII展示ブースでは学術コンテンツ課のサービスのプレゼンが行われ、通りすがりの来場者たちが立ち止まって耳を傾けていました。

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NII展示ブースの様子

筆者はおよそ6年くらいぶりに図書館総合展へ足を運びました。
図書館総合展といえば図書館業界の見本市であり、以前は学会誌や百科事典、新聞などのデータベースサービスなど、完全に業界向けの出展ばかりだったものですが、最近は図書館キャラクターグランプリや来場者向けの雑貨販売、同人誌即売会など、一般へのアピール度が高い出展が増えており、大きく様変わりしていて驚きました。図書館や書籍の持つ役割がここ数年で急激に変化しているようにも思われます。
...それにつけても個人的に謎だったのは、マッサージ機の出展ブースが2社もあったことでした。今の図書館、密かに足つぼマッサージがアツいのかもしれません?!

(福嶋 有希子)