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UCバークレー、ユニバーサル対応のロッカールームを整備
米国の多くの大学が、大学のレクリエーション施設を利用するトランスジェンダー学生のために小規模な更衣室を設けだしているところですが、UCバークレーは今週、大規模なユニバーサル対応のロッカールームをオープンしました。これはプライベートで利用できる更衣室やシャワー室も含みます。
新設されたロッカールームは、体の不自由な学生や、痩せすぎや太りすぎなどの、身体イメージに関する問題(body image issues)を有する学生の利用も想定しています。
[Inside Higher Ed] (2018.9.27)
Berkeley Opens Universal Locker Room
国のトップの大学における高等教育がユニバーサル段階に達することの影響は、大学の構成と社会の構成のアンバランスを解消させる圧力というかたちで出るのかもしれない、とオックスブリッジにおける事例を引きながらレポートしたばかりですが、もしかしたらLGBTに向けてのこうした動きも、同様の背景を持つのかもしれませんね。
ちなみに記事のリンクには、オープンしたばかりの広々とした素敵なロッカールームの映像があります。個室のなかに、着替えを出来る場所とシャワーをできるところがあり、しかも車椅子も想定しているようで、一つ一つがとても広いです。しかも何室もあるように見えます。
船守美穂