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RA協議会第8回年次大会 参加報告

2022.09.21

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本年の第8回RA協議会年次大会は一部オンラインあり、対面中心でとのことで、仙台国際センター・展示棟(東北大学)にて開催されました。真夏ながらふと冷え込んだ8/30(火)と、31(水)、会場には、登録ベースで約250人が集結し、この中でRCOSメンバーが加わった3つのポスター発表が行われました。

実際に現地に到着してみると、通行する人影はまばらなのですが、ポスター発表コアタイム開始前後から多くの参加者が集まりはじめ、展示室はたいへんな熱気に包まれました。

本大会は例年、主にセッションとポスター発表で構成されています。プログラムを数えてみると、今年の発表は合計72件で、このうちポスター発表(49件)ではE区分「研究力分析とその活用」に関する発表が29%と最も多く登録されていました。この区分とは、URAのスキル標準*1に基づくもので*2、A「研究機関とURA」から J「国際化推進」まで10区分が設けられています。区分を通年してみると若干の変化がありますが、「研究力分析とその活用」が圧倒的に多い(2位の倍)ことはこれまでなく*3、近年におけるRAコミュニティにおける関心の高さがうかがえます。

われわれのポスター「海外主要4学術情報基盤のダッシュボード⽐較分析 ーオープンサイエンス指標に注⽬してー」にも、URA、研究分析担当者、学術情報サービス提供者の方などが多数立ち寄られ、研究評価指標の要請にどう対応していくべきか、またより効率化して、かつより正確なデータを得るにはどんな協力が必要かなどの議論をさせていただくことができました。

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*1: 東京大学「URA スキル標準 Ver.1」2014年3月31日

*2: RA協議会ホームページ | 業務内容

*3: 池谷瑠絵、河合将志、大波純一、金沢輝一、山地一禎「RA協議会年次大会に見るURAのIR活動について(会員のみ公開)」2021年RA協議会ポスター発表

(池谷 瑠絵)