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RCOSメンバーよりごあいさつ:相沢啓文

2022.07.13

2022年4月にRCOSに着任しました相沢啓文(あいざわたかふみ)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

3月末までNIIの事務職員として勤務しており、通算では11年目の職員生活になります。前職(?)は震災の混乱冷めやらぬ2011年8月に採用となり、そこから情報・システム研究機構本部、文部科学省、NII内の総務部、事業部と、様々な組織・部署を経験をさせていただき、今に至ります。

その中でも一際思い出深いイベントであり、また現在私がRCOSに籍を移す契機になったのが、2013年に山地先生と同行した英国出張でした。この出張は、事業部の学術認証推進室(当時の山地先生の所属部署)がJisc(英国情報システム合同委員会)との情報交換や電子証明書の新たな契約先探しを行うことが主な目的で、総務部で広報担当だった私はオマケのようについて回るばかりでした。しかし、この出張が後々、公私共に様々なご縁となって現在に繋がりました。

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まず、この出張を機にNIIの事業にもっと関わりたいという思いが芽生え、翌年には希望が叶って事業部に異動することになりました。また、4年後の2017年、今度は妻の大学院留学の同行のため、自主休職して1年間英国に住むことになったのですが、その居住地はJiscとの打ち合わせで滞在したCamden地区。居住中の最寄り駅も、出張の時に降りた駅でした。さらに、帰国後NIIに復帰すると、学術認証推進室が行っている認証サービスの事務担当に異動となりました。そのとき既に山地先生はRCOSを立ち上げて学術認証推進室を離れていましたが、この出張で共に英国に行った電子証明書担当の水元さん(現・NIMS)とも一緒に仕事をすることになりました。

こうして、2013年の英国出張で知った人・場所・業務が次々に繋がり、今またこうして山地先生の下でRCOSで仕事をすることになりました。Steve Jobs氏がStanford大学での有名なスピーチで喝破した通り、何が将来に繋がるかは後になってからしか判らない、とつくづく感じます。

"You can't connect the dots looking forward. You can only connect them looking backward."
"So you have to trust that the dots will somehow connect in your future."

現在は、国内外の研究データ基盤に関わる法制度や政策、またそれをどう実装に落とし込んでいくかについて調査を始めています。RCOSでの業務においても、この10年間で経験したことが繋がり、それらが更にまた別のdotsに繋がってRCOS、NII、そして公益に資すると信じ、一生懸命取り組んでいく所存です。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(相沢 啓文)