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どたばたアメリカ訪問記

2020.01.27

みなさま、こんにちは。
今回はRCOSの活動報告ではなく、すこしゆるめの話題ということで、正月休みを利用して行ってきた、どたばたアメリカ訪問記をお送りします。

その日は、空港で時間をつぶすつもりで、出発の5時間前に行動を開始しました。
京成スカイライナーか成田エキスプレスか......前回成田に行ったときに京成を使ったので、今回は成田エキスプレスを選択。そして東京駅に向かいました。
ここからがドタバタ劇のはじまりでした。

強風による架線支障、度重なる発車時刻の変更、減速運転で、成田空港についたのは出発の30分前。
ほとんど諦めていたものの、ダッシュでカウンターに駆け込んでみたところ、奇跡的に乗れるとのことで、手書きの搭乗チケットをにぎり、走って飛行機に乗り込みました。
チケットに手書きで書かれていた席に向かうと、すでにいかついお兄さんが座っていました。
一瞬席が無いかも?!と思いましたが、手書きチケットの誤りであったことがわかり、なんとか無事に座ることができました。
しかし座席は真ん中の席で、両隣は若い女の子。こりゃ気を使うなと思いつつも、予定の便に乗れたことを急いで家族に連絡し、ようやく一息つくことができました。

LA国際空港に到着して無事に入国審査をクリアし、預けた荷物をピックアップ。シャトルバスに乗って、ハリウッドに向かいました。
きらびやかなまちをイメージしていたのですが、思ったほどの派手さはありませんでした。比較的強めの風が吹いていたのと、熱があったこともあって、Lyftで車を拾ってホテルに直行しました。
ホテルに到着してから、湯沸かしポッドを借り、コンビニで買っておいたミネラルウォータを使ってお湯を沸かしました。眠りについたのでした。

翌日は果物や水を購入するために10分ほどあるいてスーパーへ。ぶどう、いちご、ミネラルウォータ等を購入し、帰り道のセブンイレブンで日清のカップラーメンチキンを購入して、すぐ部屋に戻りました。
その日は結局熱が収まらず、一日ホテルで過ごしました。

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その次の日になってようやく熱が下がったので、チャイナシアターを見に、メインストリートへ。
週末ということもあり、観光客でごったがえしていました。
メインストリートの歩道にはスターの名前と文字通りスターが貼り付けてあり、観光客たちはそれぞれのお気に入りを見つけ出しては記念撮影などをしていました。
中にはそのスターで商売している人もいました。希望の名前をつくって、星印と一緒に撮影。よい商売だなと思いました。
コスプレをしている人もいて、観光客たちの撮影に応じていました。最初はわからなかったのですが、観察していると、反応がよい客を見つけてはハグや記念撮影に応じ、チップを取るという流れのようでした。
中にはチップをだしてもよいそっくりさんもいましたが、こういう罠は怖いなぁとつくづく思いました。チップだから払わなくてもよいのだろうけど......。

そうこうしているうちに、CDを配ってくる黒人が近づいて来て、日本にいる感覚でついついCDを受け取ってしまい......、50ドルを要求され、結局20ドルで手を打つはめになりました。
彼いわく、ワールドフェイマスラッパーらしいです。なわけないだろ。
とても痛い損失となりました。もっと、強く断れるようにならないと......。
その後はチャイナシアターでスターの手形を見て、次の滞在先であるローランドハイツに向かいました。

滞在先はシェアハウスでした。大家さんや同居人に一通りの挨拶を済ませて、荷物を部屋に運び入れました。
ローランドハイツはチャイナタウンとなっており、至るところに中国語・韓国語の看板がありました。ヒスパニック系の住人も多いそうです。
それからはこのシェアハウスを起点に、公園にいったり、学校を見たり、スーパーで買い物したり、スターバックスやマックに行ったり、ラウンドワンでボーリングしたり、映画館で映画を見たりして過ごしました。

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海外での映画館ははじめての経験でしたが、まず、全座席リクライング付きのソファとなっていることに驚きました。また、映画中も拍手があったりとにぎやかな感じで、日本とは違った楽しみ方ができました。拍手するタイミングはピンチから立ち直ったときと、スターが登場したとき、もりあがったとき、な感じでした。
ちなみにこの時見たのはスター・ウォーズ最新作。「え、そうだったの」という驚きもあり、そこそこ楽しめました。もっと聞き取れると、もっと楽しいのだろうけど。
最後に驚いたのは、みなエンディングロールがはじまるやいなや、帰りだしたことでした。エンディングロールの終わりまで残っていた人はだれもいませんでした。映画に対するリスペクトは薄いんだなぁと思いました。

ラウンドワンは日本にあるのと同じような感じでした。
ゲームセンターは久々でしたが、見たことのない大型筐体機がたくさんならんでいました。大画面のパックマンがあったり、ビートマニアやダンス・ダンス・レボリューションなど、懐かしのゲーム機も並んでおり、代わる代わる遊んでいる人がいて、人気がありました。
ボーリング場も日本と同じ感じで、ラテン系の若いニーチャンがフックボールを投げる姿をみたときは、万国共通だなと思いました。

そうこうするうちにあっという間に帰国日になり、別れを惜しみつつ、帰国の途につきました。
最後に、帰国後、20ドルで買ったCDは聞いてみました。まあまあなラップで悪くはありませんでしたが、まあ出して10ドルかなという感じでした。

以上、どたばたアメリカ訪問記でした。

(林 正治)