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研究データ管理(RDM)説明会2022 in 大阪
~研究データポリシーと研究データ基盤の活用について~

学術研究活動の過程で生成される研究データや関連の資料を管理・公開・検索するための情報インフラである「NII Research Data Cloud」に関する最新状況をお伝えいたします。また、研究データ管理に必要なスキルを学ぶための学習管理システムをご紹介、研究データガバナンスの構築につながる研究データポリシー策定の参考として、NIIのポリシーの検討状況を共有いたします。関連する取り組みとして大阪大学の事例についてもご発表いただきます。

※ 12月6日は同会場にてNIIサービス説明会を開催します。

開催概要

※ 新型コロナウィルス感染症の状況によりオンライン(遠隔)開催のみへ変更する場合がありますので、予めご了承ください。

プログラム

※ プログラムの詳細は順次更新いたします。
※ プログラム 第一部(午前の部)の順序を一部変更いたしました。(11/21更新)
※ 説明会の講演映像(質疑応答部分は除く)は後日配信予定です。

第一部(午前の部) 10:00 ~ 12:20

10:00 ~ 10:05開会
10:05 ~ 10:35

■ NII Research Data Cloudを用いた研究データ管理・利活用の最前線
込山 悠介(国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 准教授 / オープンサイエンス基盤研究センター 副センター長)

昨今、政府や助成機関からの公的研究費に関連する研究データの管理・利活用に関する指針もあり、学術機関において研究者自身がデータを管理・利活用する必要性が高まっています。国立情報学研究所(NII)では、研究者を支援するための研究データ基盤としてNII Research Data Cloud(NII RDC)を提供しています。本講演では、NII RDCの全体概要と研究データ管理基盤GakuNin RDMについて取り上げ説明します。

講演資料 

講演動画 

10:35 ~ 11:05

■ GakuNin RDMと連携するデータ解析機能
藤原 一毅(国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター 特任准教授)

JupyterやRStudioを用いてGakuNin RDM内の研究データを簡単に解析できる拡張機能を紹介します。大学等が所有する計算機やパブリッククラウドに立てたJupyterとも連携可能です。ぜひお試しください。

講演資料 

講演動画 

11:05 ~ 11:25

■ 大阪大学における研究データ管理および公開・利活用に向けた取り組みについて
甲斐 尚人 (大阪大学 附属図書館(研究開発室)/ サイバーメディアセンター 助教)

大阪大学オープンサイエンス推進室による研究データポリシー策定に向けた取り組みやNII RDCを活用した本学独自の研究データ基盤システムの連携の構想、また研究データ管理を支援する人材を育成するための取り組みについて紹介します。

講演資料 

講演動画 

11:25 ~ 11:45

■ グローバル化する学術研究を支えるサイバーインフラストラクチャ
伊達 進(大阪大学 サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 准教授)

本講演では、大阪大学の計算基盤SQUIDとOCTOPUSとおよびデータ基盤ONIONを紹介するとともに、今後の計算基盤とデータ基盤の展望、期待するシナジー効果について概説します。

講演資料 

講演動画 

11:45 ~ 12:00

■ コアファシリティでの測定データ迅速利活用のフレームワーク:分析室DMS-全学データ集約基盤ONION-Gakunin RDM
古谷 浩志(大阪大学 科学機器リノベーション・工作支援センター 副センター長・准教授 / コアファシリティ推進室・副室長)

大阪大学コアファシリティ推進室では、全学機器共用の取組の1つとして、サイバーメディアセンター・附属図書館と連携しながら、共用機器から生み出される測定(研究)データの集約・流通、全学データ集約基盤ONIONやGakunin RDMとの連携を活用した研究データの利活用を推進しています。これらの取り組みについて紹介します。

講演資料 

講演動画 

12:00 ~ 12:05

■ データ駆動型研究に向けた研究支援体制整備―豪州事例を中心に
船守 美穂(国立情報学研究所 情報社会相関研究系 准教授)

海外の大学では、オープンサイエンスの枠組みを超え、研究現場における一つ一つの研究をデータ駆動型科学に対応させるための研究支援の仕組みが構築されつつあります。大学の研究戦略としてリサーチエンジニアなどを機関に配備する例、国の政策として機関横断的に大学のコアファシリティに対し指導・助言をする例などを紹介します。

講演資料 

講演動画 

12:05 ~ 12:20第一部 / 質疑応答

第二部(午後の部) 13:30 ~ 15:20

13:30 ~ 14:00

■ 大学における研究データガバナンス構築に向けた研究データポリシー策定―アクショナブルなポリシーを策定する
船守 美穂(国立情報学研究所 情報社会相関研究系 准教授)

第6期科学技術・イノベーション基本計画において、大学等における研究データポリシーの策定が目標として掲げられて以来、国内大学におけるポリシー策定が進みつつあります。しかし、国内先行大学の極めてシンプルなポリシーが参考とされているため、学内の具体的な研究データ管理体制に結びつけることが難しいと想定されます。一方、海外大学のポリシーはより実質的です。
国立情報学研究所(NII)では、大学執行部にとって重要課題になりつつある研究データガバナンスの構築につながる研究データポリシーを策定しています。本発表では、NIIのポリシーを紹介し、そのエッセンスを参考とすることを呼びかけます。

講演資料 

講演動画 

14:00 ~ 14:30

■ NII RDCのデータガバナンス機能について
横山 重俊(国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター 特任研究員)

NII RDCのデータガバナンス機能は、研究データ管理の計画と執行、モニタリングを機械的に支援します。機関が研究データ管理状況をモニタリングし、コンプライアンスチェックに活かすこともできます。
本講演ではNII RDCのデータガバナンス機能についてご説明いたします。

講演資料 

講演動画 

14:30 ~ 15:00

■ 研究データ管理の人材育成
古川 雅子(国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター 助教)

研究者と研究支援者のオープンサイエンスのリテラシー向上を支援する取り組みとして、研究データ管理に必要なスキルを学ぶトレーニングコースと各機関が学習者の受講状況を確認できる機能についてご紹介します。

講演資料 

講演動画 

15:00 ~ 15:15第二部 / 質疑応答
15:15 ~ 15:20閉会

個別相談 15:30 ~ 16:30

説明会 参加申込

説明会に参加するには事前登録が必要です。以下の参加登録フォームよりお申し込みください。
申込は締め切りました

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コロナウイルス感染拡大防止対策のため、事前申し込みなしの当日会場参加はお断りさせていただきます。あらかじめご了承ください。

宛先: rcos-ext(a)nii.ac.jp  ※(a)の部分を@に置き換えて送信してください。

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お問合せ先
国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター
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