セキュア蓄積環境
本サービスは「クラウド基盤研究開発センター」が担当しています。
セキュア蓄積環境は、NII Research Data Cloud (NII RDC) と連携するストレージ基盤です。機微な情報を取り扱うユーザが安心して利用できる管理手段、基盤環境を提供します。既存の研究データ管理基盤・公開基盤に加えて、データ解析機能として開発しているアプリケーション群についても、今後、セキュア蓄積環境を活用できるようにシステム統合を進めています。
安全なストレージ環境で機微なデータを保存・共有したい
セキュア蓄積環境は、暗号化技術、認証・認可制御等によるデータの保護機構に、データへのアクセス経路やデータ保管領域のリソースを利用者毎に隔離するしくみも加えた多重の防壁を備えた『鉄壁』機構を採用しています。複数の防壁を制御することで、データの共有と保護の両立を実現しています。また、当該基盤は、データセンター内の管理された専用スペースに設置した専用ハードウェアを用い物理的な侵入を遮断、外部との接続にはSINETの仮想プライベートネットワーク用い利用機関と直結した通信路のみで接続する構成です。これらにより、機微情報を含む研究データも安心して保存・共有可能なストレージ基盤環境を提供しています。