図書館総合展2024
2024年11月5日から24日までパシフィコ横浜で開催された図書館総合展において、RCOSメンバーは複数のセッションを企画しました。本レポートでは、私たち公開基盤チームが企画したセッション「JAIRO Cloudでオープンアクセスを実践しよう!」について報告します。
2025年度より、助成を受けた論文の即時オープンアクセス化が義務になります。そこで、公開基盤(JAIRO Cloud)チームは、オープンアクセス化に必要な作業を省力化するための二つのリポジトリ機能を開発しました。一つは図書館員による作業を支援するOAアシスト機能であり、もう1つは研究者による作業を支援するGakuNin RDM連携機能です。
本セッションでは、これら二つの機能についての説明の後、OAアシスト機能の先行利用に参加いただいている筑波大学図書館の石津様、東京学芸大学図書館の南雲様、神戸大学図書館の有馬様から、機能に対する要望やオープンアクセスへの取り組みについて紹介いただきました。
当日はオンサイトで108名の方に、オンラインで367名の方に参加いただいたこともあり、最後におこなわれた質疑応答では、リソース問題についての意見をはじめとして、両参加者から多くの意見が寄せられました。皆さまからいただいた意見をもとに、義務の履行にむけて、JAIRO Cloudをより魅力的なサービスにしていきたいと思います。
(朝岡 誠、河合 将志)
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