日本語
  • TOP
  • RCOS日誌
  • 学術情報基盤オープンフォーラム2024(Day3)

学術情報基盤オープンフォーラム2024(Day3)

2024.08.02

2024年6月11日(火)〜13日(木)にかけて、NII学術情報基盤オープンフォーラム2024がハイブリッドにて開催されました。
本レポートでは、最終日となる3日目の企画について報告いたします。


質問コーナー

質問コーナーは、その名の通り、NIIの各種サービスについて、担当者と直接相談ができるトラックです。オープンフォーラムで、このようなトラックを設けるのは今年が(おそらく)初めての試みとなります。

事前にお申込みいただいた方だけでなく、当日も多くの方からご相談をいただきました。

RCOSでは日頃から、「研究データ管理」に関するご質問を頂いた方とオンラインでお打ち合わせをさせていただいておりますが、やはり、オンラインより実際にお会いしてお話をした方がよりお互いの理解が深まると思いました。

また、今回の質問コーナーでは「認証」や「クラウド」「ネットワーク」のチームの方も近くにいて連携をとることができ、NIIの各種サービスをまとめて聞きたいという方にとってはもちろん、NII側の対応者も、他のチームの状況を理解できたりと有意義な時間を過ごせたと思います。


総合パネルディスカッション

20240802-1.jpg

今年のオープンフォーラムは「対話で進化する学術研究プラットフォーム」のテーマのもと、図書館・情報サービスのご担当者、研究者や大学執行部の皆様と対話、情報共有、議論を積み重ねることを目標にイベントを企画いたしました。

このトラックでは、文部科学省から、オープンアクセス及びオープンサイエンスに関する最近の国の政策動向についてご説明いただき、2日間実施した各トラックの概要をNIIから報告、さらに大学の動向を北海道大学と金沢大学よりご発表いただいた後、「進化する学術研究プラットフォームに向けた」ディスカッションが行われました。

パネルディスカッションの冒頭、NIIの安浦副所長よりNII全体として変わっていく(DXする)必要があるということを宣言され、パネルディスカッションでは「認証」「セキュリティ」「RDC」「検索」をはじめ、単に学術研究プラットフォームにとどまらない大学のアクティビティなど多岐にわたっての議論がなされました。

参加者の皆さまとの対話で得た声を今後のサービスにしっかり役立てていけるよう努力していきたいと思います。

(宮坂 啓子)