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次世代学術研究プラットフォームって

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自分で、「次世代学術研究プラットフォーム」をググってみました。それなりにでてきます。
新しめの公式情報としては、NIIのニュースリリースがよさそうです。
図を再掲しますが、文字が小さいのでズームしながら見て下さい。
やる内容としてはニュースリリースに書かれている通りなのですが、これまでの管理・公開・検索の3つの基盤に加えて、新しい機能群が加えられていくことになります。

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ネットワーク基盤「SINET6」と研究データ基盤「NII-RDC」を融合した
「学術研究プラットフォーム」の全体概要

研究開発を進める5つの機能は、世界的な動向も睨みながら、これからのデータ駆動型研究やオープンサイエンスを推進する上で欠くことのできない共通機能として取り上げるに至りました。従来の3つの基盤を、より有機的に活用していくためにも重要な機能です。
歴史的には、学術会議の「オープンサイエンスの深化と推進に関する検討委員会(24期)」の令和元年(2019年)の調査報告に遡ります。
地道な作業のもと、NII RDCにとって何が必要かを試行錯誤してきました。3基盤の研究開発(2017年)から本格運用開始(2020年)、更なる安定運用へと進めながら、次世代機能の構築に必要な準備を整えてきました。早ければ今年から、部分的かつ段階的な試験利用を開始して、皆さまのご意見を頂きながら充実したサービスへと仕上げていく予定です。
5月末から開催する今年のオープンフォーラムでは、各機能について紹介する機会もあると思いますので、是非ともご参加ください。

こうした新しい機能や基盤、環境を構築していく上では、大学や研究機関との連携をより充実させるだけではなく、構想を実現するためにスキルをもったメンバーの拡充が不可欠です。
次回からは、RCOS新メンバーからの怒涛の挨拶が続きます。皆さま楽しみにしていてください。

(山地 一禎)