大学ICT推進協議会2019年度年次大会（AXIES2019）参加報告

2019年12月12日（木）から14日（土）にかけて、福岡国際会議場で大学ICT推進協議会2019年度年次大会（AXIES2019）に参加いたしました。
会場は海に面した建物でガラス張りのロビーは大変開放感がある中で開催されました。本年次大会には研究者個人として参加の他にも、国立情報学研究所（NII）から学術情報基盤事業としてのブース展示の出展もしておりました。

NIIブース展示の様子

初日の12日はNIIの出展者セミナーとして、『学認が支える学術基盤の「信頼」とは ― フェデレーションからクラウド、研究データ管理まで ―』というタイトルで、パネルセッションの一部で、認証フェデレーションの将来へ向けた研究データ管理サービスからの期待や要望を述べました。
また、この日はAXIES研究データマネージメント部会の企画セッションが開催され『研究データマネジメントの組織的行動への展開』についての研究発表がありユースケースが紹介されるとともに、研究者を対象とした意識調査の結果などが報告されました。

出展者セミナーのパネルセッションで演台に立つ筆者

2日目はデジタルコンテンツと研究データ管理のセッションで、北海道大学の共同研究者による『研究支援部署間の相互理解を目的とした研究事業の実施記録のメタデータ管理手法の検討』の発表があり、共著者として参加いたしました。
この日は、国際会議場に隣接する福岡サンパレスで情報交換会も開催され、モツ鍋、博多ラーメン、明太子料理など、地域の名産品などをいただきながら大会参加者と議論いたしました。

大会中はNII展示ブースの説明要員としても協力し、多くの来場者の皆様にNIIの学術情報基盤を説明させていただき、サービス導入のご案内やご意見をいただきました。会場でいただいた、ご批評は今後のサービス展開の戦略にも反映していきたいと思いました。

（込山 悠介）