WEKO3の開発状況(1)
2018.08.31
現在、JAIRO Cloudでも使用されているWEKOの後継バージョン「WEKO3」の開発を進めています。前バージョンのWEKOがNetCommons2のモジュールとして開発されていたのに対し、WEKO3はInvenioのバージョン3をベースに開発されています。システムアーキテクチャが大きく変わるため、同じWEKOを名乗っていますが、ほぼ新規開発となります。前バージョンのWEKOの機能を踏襲しながら、部分的には機能強化をしながら、開発が進められています。
WEKO3の開発スタイルはアジャイル開発手法の一つスクラムが採用されています。これは研究開発成果の迅速な実装と安定的なリリースの実現を目指しているためであり、まだまだ模索しながらですが、チーム一同、日々改善しながら開発を進めています。
現在は毎週の会議と隔週でスプリントレビューを実施しています。結果をみながら開発を進められるのは、楽しさもありますが、その分大変さもあります。当たり前ではありますが、チーム内でのコミュニケーションが本当に重要と思います。
前バージョンのWEKOがとても高機能なので、追いつくのに必死ではありますが、はやく皆様のもとにお届けできればと思い、チーム一同頑張って開発を進めております。
引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。
(林 正治)
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