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リフレッシュ&ゴー

2018.06.15

お勤めの方にはお馴染みかもしれませんが、国立情報学研究所にもリフレッシュ休暇という制度があります。

というわけで、ゴールデンウィークにリフレッシュ休暇を合わせて、私には人生初めての九州斜め横断の旅(福岡ー>大分&湯布院ー>阿蘇ー>熊本ー>福岡)をしてきました。温泉、ご当地の食事、美味しいお酒三昧で、普段は虚弱体質の私も元気一杯に過ごせた旅行でした。

阿蘇に入ったときには、カルデラの中から周囲の外輪山を遠くに眺め、噴火口ながら「なんて広いんだろう」と感動しました。この地を一望に眺めてみたくなり、ホテルのコンシェルジュから「大観峰」という場所を教えてもらって、早速、レンタカーを走らせたわけです。

そこからの眺めの雄大さに、観光客の皆さんは必ずするであろうパノラマ撮影に私もチャレンジ! 本ページでお見せしています。あいにくの曇天でしたが、なんとか、この雄大さが伝わるでしょうか。

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実はこのとき、さっきは「なんて広い」と思っていたカルデラ底の街が、逆に「なんて狭いのだろう」と見えてしまいました。調べてみると、阿蘇のカルデラは南北25km、東西18km(阿蘇ユネスコジオパークのホームページより)とのこと、街としてはコンパクトであることが、改めて確認できます。もちろん、世界有数のジオパークであることには変わりありません。

こうした光景を眺めながら感じたことを。

システム開発の現場では、個別の機能について仕様を厳密に定めるべく、緻密な議論を行うことは重要です。一方で、一歩引いて全体を眺め、今の立ち位置は本来の開発目標にうまく沿っているのか、今の取り組み方にリスクはないのかなど、プロジェクトを俯瞰的に眺めることも併せて重要です。そんなことを改めて認識した次第です。(ちょっと強引でしょうか?)

というわけで、リフレッシュ&ゴーですよ!!


ところで、遅まきながら自己紹介します。私はGakuNin RDM(研究データ管理基盤)の開発を担当しています。

ユーザーに評価テストを行っていただいて機能の拡充を進め、研究者の皆様に便利にお使いいただけるサービスとして育てていくべく、取り組んでいきいます。

補遺;
大分では旧友を訪ね、彼がオーナーAND料理担当をしているレストランを訪ねました。大層流行っておりまして、満席状態。約10年ぶりの再会で、二人で語らいながらの食事が楽しく、いい思い出になりました。ご夫婦でお元気に切り盛りしている様子が、私にも一層のやる気と元気を与えてくださったと感謝です。

(斎藤 紀男)