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「令和7年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰」にて、古川准教授他4名が「科学技術賞」を受賞しました(2025.4.8)

2025.04.08
NEWS

「令和7年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰」において、「機関別管理機能を有する大学共通教材学習管理システムの開発」の業績により、古川雅子准教授 他4名が科学技術賞(開発部門)を受賞しました。

インターネットの発展により、大容量の動画を手軽に発信することが可能になり、教育コンテンツの配信にも活用できるようになりました。こうした中、コスト面やいつでもどこでも受講できるという手軽さから、学習管理システム(LMS)を活用してeラーニング教材を学習してもらう、オンデマンド型研修のニーズが高まっています。このニーズは、コロナ禍をきっかけに、さらに高まっています。
一方で、資金や人材の制約がある中小規模の大学や学術機関にとって、単独でeラーニングシステムを整備するのは難しいといった課題があります。また、大学や学術機関では、情報セキュリティや研究データ管理などについての教育、研修が求められており、教材の内容は共通するものが多く、共通で使える研修システムの整備が求められていました。

こうしたニーズに応えるために古川准教授らは大学共通教材学習管理システムを開発しました。
この開発により、今年1月現在、国内の126の高等教育機関が参加する、国内最大規模の共通LMS基盤が形成されており、今後もさらなるオンライン教育の拡充につながるものと期待されています。こうした教育基盤を構築した業績が評価され、このたび古川准教授らは、令和7年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰の科学技術賞(開発部門)を受賞しました。


国立情報学研究所 ウェブサイト ニュースリリース
「機関別管理機能を有する大学共通教材学習管理システムの開発」で、 NIIの古川雅子准教授、山地一禎教授、京都大学の中村素典教授、法政大学の上田浩教授、群馬大学の濵元信州教授が科学技術賞(開発部門)を受賞
~令和7年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰~