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研究データ管理基盤「GakuNin RDM」の本運用を開始しました(2021.2.15)

2021.02.16
NEWS

国立情報学研究所(NII)オープンサイエンス基盤研究センター(RCOS)は、公開前の研究データを組織的に管理・共有するための研究データ管理基盤「GakuNin RDM」の本運用を、2021年2月15日(月)より開始しました。

NIIは、日本の科学技術政策や国際的なオープンサイエンスの動向を受けてGakuNin RDMを開発しました。本サービスは日常的な研究室での研究活動から公的資金での研究プロジェクトまで研究者のデータの管理を支援するサービスであり、共同研究者間で組織を越えてデータの管理・共有ができるほか、多様なクラウドサービスや研究ソフトウェアとの連携も可能です。
別の観点では、GakuNin RDMはシステムに保存された研究データについて、証跡管理機能で操作履歴が記録されるため、研究不正につながる操作を抑止することが期待されます。
研究成果の公開前に研究不正を未然に防ぎ、研究データが正しく公開・検索される起点となることにより、これからのオープンサイエンスの発展を支えます。

利用申請については、利用申請情報のページをご参照ください。

利用申請情報:
https://meatwiki.nii.ac.jp/confluence/display/gakuninrdmusers