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研究データ管理支援人材に求められる標準スキル(ver.0.1)が公開されました(2021.9.17)

2021.09.21
NEWS

国立情報学研究所オープンサイエンス研究データ基盤作業部会トレーニング・サブ・ワーキング・グループより、「研究データ管理支援人材に求められる標準スキル(ver.0.1)」が公開されました。

研究データ管理の範囲はデータの生成から再利用まで広範囲に及び、管理に必要な知識やスキルも膨大なため、研究者自身が、研究データの管理に必要な知識やスキルを(最新動向も含めて)網羅的に習得するのは困難です。
そこで、研究データの管理・共有・公開を実践する上で、研究者がその過程で直面する様々な課題や障壁を乗り越えていくための各種支援と、支援を担う人材が求められています。
また、国際的な研究力強化や、学術情報の利活用(流通促進)が求められる現在、大学をはじめとする各研究機関は、研究に関連する部署と人材(例:技術職員、URA、大学図書館職員等)がスクラムを組み、「組織的に」研究を支えてゆくことが必要とされており、政策的にも研究データ管理に関しては、組織的に支援するための連携体制の整備と、人材の育成が不可欠とされています。

この標準スキル(ver.0.1)は、研究データ管理の支援に関わる「業務」をフレームワークとして、研究データ管理の支援業務を遂行するにあたって、研究分野を問わずに求められる、知識・技術(スキル)・能力・行動特性(コンピテンシー)を整理したものです。公開することによって、今後、各組織の支援人材各々による実践に基づく見直しが期待されています。

研究データ管理支援人材に求められる標準スキル(ver.0.1)